労働基準法と夜勤の扱い

労働基準法と夜勤の扱い

夜勤が必要になる職業

世の中には様々な会社があり、様々な職業がありますが、全ての仕事が夕方で終業になるわけではありません。

 

24時間営業のコンビニや居酒屋などは、深夜でも働く必要があります。そのため、通常の勤務時間に加え夜勤があるのです。

 

中でも看護師は夜勤が多くありますが、夜勤については様々な問題が起きています。

 

夜勤後の日勤は違法ではないのか

夜勤を行うことが多い看護師にとって問題は、夜勤後の日勤です。中には、夜勤のあと続けざまに日勤を行うという人もいます。これは違法にはならないのでしょうか。

 

実は、夜勤後の日勤は労働基準法でも違法にはなりません。しかし、違法ではないものの、夜勤から続けて日勤を行うのは労働者にとってかなりの負担になります。

 

そのため、夜勤後の日勤を行う場合には、様々な取り決めをしたうえで行わなければなりません。

 

様々な点に注意する

また、働く側も夜勤から続けて日勤を行う場合には、様々な点に注意するようにしましょう。

 

まず、夜勤は深夜に行われるため、深夜帯の割増賃金が適用されます。また、連続で勤務する時間によっては残業分の割増賃金も適用されることがあります。このように、様々な割増賃金が適用される場合があるので、きちんとすべて支払われているかを確認することが大切です。

 

また、夜勤や日勤を繰り返していると、どれだけ働いたのかが分からなくなってしまいがちです。そうなると知らぬ間に法律で定められた勤務時間を超えてしまうこともあり得ます。これに関しては違法となるため、夜勤と日勤が続くことが多くあるようであれば、1週間の勤務時間を計算し、法律で定められた時間を超えていないかを確認しましょう。また、超えている場合には、勤務時間を減らしてもらうようにしましょう。

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