労働基準法においてサービス残業は違法なのか
サービス残業とはなにか
最近の企業では、様々なことが問題視されていますが、中でも問題になっているのがサービス残業です。
サービス残業とは、労働者が会社に対してのサービスということで名づけられたもので、残業代を貰わずに残業を行うことです。サービスという言葉の響きは良いですが、サービス残業を行いすぎたがために過労死をしてしまったという人も少なくはありません。
間違いなく違法
このサービス残業は違法になるのかということですが、間違いなく違法です。サービス残業という言葉が使われてはいますが、実態はただ単に残業代を支払わないまま、極度の残業を行わせていることであり、これは労働基準法に違反する行為です。
もちろん、労働者自身が残業代を請求しなかったり、残業代をあきらめて残業を行っていたりする場合もありますが、たとえ労働者が認めていても法律違反には違いありません。
きちんと残業代を請求する
このサービス残業は、非常に増えています。その理由には、周りの人もサービス残業を行っていることにあります。
周りの人が文句を言わずにサービス残業を行っているにも関わらず、自分だけ残業を行わなかったり、残業代を請求したりすることに気が引けてしまい、結局サービス残業を行ってしまうのです。しかし、これではサービス残業がなくなりませんし、労働者の体調を脅かすことにもなりかねません。
よい社内環境を作っていくにはサービス残業をなくすことが大切ですし、サービス残業をなくすためには周りを気にせず、正当な残業代を請求することが大切になります。
周りと違う行動をとることに不安を感じるかもしれませんが、サービス残業が間違っていることだということを認識し、行動をとりましょう。
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