面接時の質問から労働基準法違反を知る
面接時の質問
会社で働く場合、まず行われるのが面接です。
就職活動を控えた大学生なども面接の模擬練習に力を入れるなど、面接は就職において非常に重要な位置づけです。
そんな面接を受ける場合に気になるのが、面接時の質問ではないでしょうか。
どのようなことを聞かれるのか。それに対してどのように答えればよいのかといった部分は面接を受ける場合に心配になるものです。
しかし、面接では会社の素顔が見えることもあるので、自分自身も会社の面接をするようなつもりで面接を受けるとよいでしょう。
女性へのモラル意識の低い質問
面接ではその会社が常識的かを判断することができます。
女性を相手にした面接の場合によくみられる質問。それが、出産を機に退職を考えているかというものです。
やはり会社は労働者を雇って育成していく以上、簡単にやめられてしまうと会社の損失になってしまいます。そのため、出産によって退職することが多い女性に対して、このような質問を投げかけます。
しかし、結婚や出産についての質問は面接ではしないのが一般的です。このような質問をする会社は常識を持っていないと判断でき、たとえ採用されても入社は控えた方が良いかもしれません。
差別的な質問は労働基準法違反につながる
また面接では家庭のことや宗教のことについて聞かれることもあります。しかし、これらの質問をしてくる場合、社内で家柄や宗教による差別的な扱いが行われている可能性があります。
家柄や宗教によって差別をすることは労働基準法違反になります。
そういった会社は簡単に法律を無視する会社だと思われるので、あらかじめ避けた方が安全だと言えるでしょう。
このように面接での質問では、その会社の実態をうかがい知ることができるのです。
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